本 作者ナ行

すれ違う背中を/乃南アサ

すれ違う背中を作者: 乃南アサ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2010/04メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (12件) を見る久し振りの乃南さん。 音道さんシリーズを期待していたのですが、今度はこういう2人の女性の日々なのかー。 やっぱ…

ニサッタニサッタ/乃南アサ

ニサッタ、ニサッタ作者: 乃南アサ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/10/21メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログ (17件) を見る これはかなりの厚みのある本でしたが、面白かったので読めました。 ある青年の社会へ出てからの話です。 今…

駆けこみ交番/乃南アサ

駆けこみ交番作者: 乃南アサ出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/04/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (13件) を見る ちょっと前に読んだ本の続編です。 既に出ていました。 実際は発売されてから時間が経ってるんだろうけど、私は割とすぐに読んだ…

ボクの町/乃南アサ

ボクの町作者: 乃南アサ出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 1998/09メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る 予約した本がまだ全然借りられそうもなかったので、目についた本を借りてみました。 最初はなかなかページが進まず、こ…

情動/新津きよみ

情動作者: 新津きよみ出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2009/11/19メディア: 単行本 クリック: 9回この商品を含むブログ (1件) を見る久し振りの新津さん。 今回は短編だったので、さらっと読めました。 どれも終わるところから始まる感じがして、どうなる…

乱反射/貫井徳郎

乱反射 この商品の他のレビューをみる» 貫井 徳郎 朝日新聞出版 読んでから少し時間が経ってしまったので、その時感じた気持ちとは少し違ってきていますが、読み応えありました。笑えるような面白さはないですが、どの人にも潜む非常識な行動が全て連鎖され…

躯(からだ)/乃南アサ

躯(からだ) 乃南 アサ これは過去に借りたのですが、その時には予約していた本が一気に借りられたので読めずに返却したような。表紙は見覚えがあるのに内容は全く記憶にありませんでした。 ちょっとぞぞっとするようなものもあって、読んでいるだけなのに自…

ウツボカズラの夢/乃南アサ

ウツボカズラの夢 乃南 アサ 久し振りの新刊ですね。とても読みやすいので2日程で読み終わりました。私は割としっかりしていると言われますが、全てのことを先読みして進んでいく程の計画性はなくて、やってから後悔したり、言ってから後悔することもありま…

いつか陽のあたる場所で/乃南アサ

いつか陽のあたる場所で 乃南 アサ すごく久し振りの乃南さんです。シリーズ物だそうで、そりゃ面白いに決まってる。ただ、どうも登場人物や背景などが頭の中に入ってきて、本の世界がちゃんと理解出来るようになるまでに時間が掛かるようで、最初の何ページ…

この人と結婚するかも/中島たい子

この人と結婚するかも 中島 たい子 なかなか面白かったです。2編あるのですが、どちらも読み終わって「くすっ」と笑えるような内容でした。 どちらも主人公は彼氏(彼女)がいないのですが、いい友達を持っています。私は友達が少ないので、とても羨ましか…

夜想/貫井徳郎

夜想 貫井 徳郎 中盤に差し掛かったら気になってしまって一気に読みました。面白かったけど疲れました。最後は目が覚めたと言う感じだったからホッとしましたけどね。 特殊能力と言うのは、自分自身持っていないし、周囲で持っていても信じられるかどうか分…

きいろいゾウ/西加奈子

きいろいゾウ 西 加奈子 淡々と過ぎていく日々を、ツマとムコが語り続ける本でした。 ずーっととても楽しくて、いつまでもこんな感じならどうやって終わるんだろう?と思う程。まったりとした時間を自分が必要としているからなのか、とても心地よい環境でし…

ママの友達/新津きよみ

ママの友達 新津 きよみ とても面白かったです。あっという間に読み終わりました。 私の年齢よりは少し上の女性達の話でした。それぞれにさまざまな悩みを抱えて生きています。自分の抱えるものと同じ人はもちろんいませんでしたが、自分にいつ降りかかるか…

しずく/西 加奈子

しずく 西 加奈子 この本を読んでいる最中に、新聞で、西さんがこの本を紹介している記事を見つけました。今読んでいる時に目にするなんて何だか不思議でした。 お顔も初めて拝見して、とても綺麗な方なんだーと嬉しくなりました。 いろいろな女性同士の話を…

俯いていたつもりはない/永井するみ

俯いていたつもりはない 永井 するみ 読みやすかったので、するすると世界に入ることが出来ました。 面白かったです。 でも犯人がねぇ。 どうして?と思ってしまう。 犯行理由がいけないんだろうな。 人を殺すことは決して許されない行為だと思います。 どん…

ダブル/永井するみ

ダブル 永井 するみ 怖かったです。 最後の直前に犯人が分かったのですが 認めたくない気持ちになりましたよ。 ああ、そうなのかーって。 歪んでるなぁとも思いました。 それにしても、女って言うのはここまで醜いかなぁ? 女がってこともないのかもしれない…

風の墓碑銘/乃南アサ

風の墓碑銘 乃南 アサ 久しぶりの音道、滝沢コンビ。 やっぱり最高に面白い。 事件の内容自体は、面白いものではないけれど、 読み始めたらあっという間に読んでしまいました。 ページ数は500ページ弱。 でももうおしまい?って感じでしたよ。 図書館での…

エンジェル・エンジェル・エンジェル/梨木 香歩

エンジェル・エンジェル・エンジェル 梨木 香歩 大好きなのん子さんが読まれて、絶賛されていたので図書館で予約しました。 前回読んだ時も思ったのですが、まったりとした時間が流れます。 淡々と話は進んでいるのです。 でも、心が癒されていく。 いつまで…

空白の叫び 下/貫井徳郎

空白の叫び 下 貫井 徳郎 やっと借りることが出来ました。やっぱ一気に読みたかったな。だったら買ってくれってことになるのですが。 読み終わってしまっても、まだ続くように感じる話でした。 それは3人の少年が若いからなのかな。 3人が大きな罪を犯した…

空白の叫び/貫井徳郎

空白の叫び 上 貫井 徳郎 早く続きが読みたいです。3人は一体どうなるんだろう。本当は一気に読みたかったのですが、下巻はもう少し先になりそうです。上巻だけでもかなりのページ数で、最初はなかなか進まなかったのですが、3人の生活や性格がハッキリ分…

崩れる/貫井徳郎

崩れる—結婚にまつわる八つの風景 貫井 徳郎 図書館で予約した本がなかなか届かないので、保存されている本を物色して借りてみました。実は愚行録も借りて読んだのですが、どう感想を書いたらいいのか分からなかったのでやめました。この本は短編だったので…

ドラマチックチルドレン/乃南アサ

ドラマチックチルドレン 久しぶりの乃南さん。内容としては今まで読んだ作品とは全然違っていて、時々これ乃南さんの本だったっけ?と思ってしまうほど。でもとても良かったです。いろいろ考えさせられました。中には腹立たしい親もいたり、どんなに熱意を持…

そろそろくる/中島たい子

そろそろくる これたった今読み終わったんだけど、朝方に読むのは辛いかも。昨日の夜に読んでいる時はすごく面白いと思えたのね。でも朝になって、気持ちが清々しい状態で読むのには少し落ち込む内容なんだよね。全体的に暗いです。夜だとそれがちっともイヤ…

タンノイのエジンバラ/長嶋有

タンノイのエジンバラ 最初の2編だけを読んでやめてしまいました。どうも世界に入っていけなくて。外国が舞台になると一気に読めなくなります。想像できないからなのかなぁ?それから惰性で生きているような人が出てくるのも苦手。何ページか読み進めてもど…

猛スピードで母は/長嶋有

猛スピードで母は 表題作よりも「サイドカーに犬」の方が好きです。「猛スピードで母は」の方は何となく暗いんですよ。お母さんが慎くんのことを大切に思っていることがどうにも伝わってこないんです。どちらかと言うと邪魔に思っているのかなーと感じる言葉…

階上に住む女/新津きよみ

階上に住む女 新津 きよみ これも悲しい話だなぁ。どろどろの話とか好きなんだけど、これは救われないから読み終わった後悲しかった。いろいろあったけど最後はハッピーエンドって言うのが好きな私には切ない話でした。隣りの芝生は青いとは私も思うことがあ…

トゥインクル・ボーイ/乃南アサ

トゥインクル・ボーイ—子供たちの7つの憂うつ 乃南 アサ これは辛いお話ばかりでした。短編なので読みやすいです。でも余りにも辛い。子供が成熟過ぎるからなのか大人が子供とはこうであると決め付けている故か、どれも読み終わると背筋がぞーっとなる感じ。…

流転/新津きよみ

流転 新津 きよみ 久しぶりの新津さん。読後の最初の言葉は意味が分からないなのですよ。情けないことに。途中の幕間が私の頭の中で整理できなくなってしまってあれれ?って思いながらも読み進めてしまったのがいけなかったのか結局どうなったの?と思ってし…

凍える牙/乃南アサ

凍える牙 乃南 アサ 本の感想を書くのがかなり久しぶりだなぁ。随時何かを読んではいたのですよ。 この本は久しぶりにドキドキさせられました。読み終わってみると途中で疾風を見かけた少女はどうなったのかなとか疾風の存在を警察に届けた老婆はどうしてい…

ジャージの二人/長嶋有

ジャージの二人 長嶋 有 読んでいる間はとても穏やかに時が流れていくような感じで心地よく読むことが出来ました。避暑地で過ごす何てことない休日が私には新鮮で帰ることが決まるととても寂しくなりました。私も家族で別荘に遊びに行きたい。そう思わずには…