タンノイのエジンバラ/長嶋有

タンノイのエジンバラ

タンノイのエジンバラ



最初の2編だけを読んでやめてしまいました。どうも世界に入っていけなくて。外国が舞台になると一気に読めなくなります。想像できないからなのかなぁ?それから惰性で生きているような人が出てくるのも苦手。何ページか読み進めてもどうも面白いと感じることが出来ず、本を閉じてしまいました。

読んだ2編は面白かったです。最初は邪魔に感じていた女の子が別れた後には行く末が気になる存在になるなんて可愛いな。

兄弟がメインの話を読むと息子に申し訳ない気持ちになります。私にも兄弟はいないようなものなので、兄弟の良さをどうも美化して捉えがち。実際はそうばっかりでもないんだろうけどね。血が繋がっていようともある程度の距離をとりながら付き合うことは必要なのね。