ニサッタニサッタ/乃南アサ

ニサッタ、ニサッタ

ニサッタ、ニサッタ


これはかなりの厚みのある本でしたが、面白かったので読めました。
ある青年の社会へ出てからの話です。
今の時代ならどこにでもあることのような気がして、それが息子になるかもしれないと思いながら真剣に読みました。


息子の今の将来の夢はお笑い芸人です。
まだこの先何にだってなれると思うし、私も夫も応援しています。
親としては安定した仕事へと思ってしまうけど、自分の限界まで精一杯頑張ることも大切だと思うし、その為にもいい高校へ入って、いい大学へ入らないといけないと息子自身思っているので、いい効果だと思ってます。
今の芸人さんはいい大学出てる人が多いからね。


この先の進路によっては、この本の青年のような経験をする可能性もある。どんな進路だとしてもこうなる可能性はある。
自分の生き方や幸せっていつ正解か不正解かが分かるのかな。
辛いことがあれば不正解と思ってしまうし、小さくても嬉しかったりすれば、正しかったと思ってしまうものなんじゃないかな。


だから辛い時も諦めずに生きていきたい。いつかその分の幸せがやってくると信じたい。
こんな風に思える人に息子を育てたいな。