瑠璃でもなく、玻璃でもなく/唯川恵

瑠璃でもなく、玻璃でもなく

瑠璃でもなく、玻璃でもなく

唯川恵



角田さんの作品に続いて読んだのですが、こちらも様々な女性が主人公となる短編ではないけれど全てが繋がっている作品でした。

こっちの方が女って感じ。私はまさにこの人だなと思えるような人はやはりいませんが、どの人の気持ちも理解できるし、理解できない。

それはその人が私ではないから、選ぶことも諦めることも違うのですが、どうしても自分だったらと思いながら読んでしまうのです。

淡々と過ぎるのかと思ったらいろいろな変化があって面白かったです。

最後はスッキリ終わってくれたので気分も良く、生き方に正解なんてないのかなと思いました。



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