シュガーレス・ラヴ/山本文緒

シュガーレス・ラヴ

シュガーレス・ラヴ

山本 文緒



短編なので読み進めるのがとても早かったです。女性特有の病気もあり、自分だってなったかもしれない、なるかもしれないなんてことを思いながら読みました。主人公はそれぞれにストレスを抱えていて、そのストレスが私にはそんなことと思えるものもありましたが、自分の置かれている立場によっては仕方がないのかもしれないなーと思うと同情する気持ちも芽生えました。

私は表面上は神経質な人間に見られないことが多いです。でも夫は神経質だよねと言うので実は結構細かいことを気にして悶々としてしまうようです。いや、そうだと自覚しています。でも見栄なのか周囲には余りそれを見せられないので二面性があるように思われてしまうのかな。

私が1番気になったのは最後の味覚障害と言う病気。息子がならないようにインスタントものは買わないようにしようと決めました。