パラドックス１３/東野圭吾

久し振りの東野さんの作品。

私は基本的にありえない話は本でもドラマでも興味を持ちません。
多分私がかなりの現実主義者だからだろうと思うのですが、超常現象とかファンタジーとかも読んでいてバカバカしくなってしまうのです。

だから今回の作品はなかなか読み進められませんでした。

読みながらもふと、こんなことあるわけないよねと思ったりもしました。
でも内容を把握して、登場人物それぞれの性格などが分かってくると、どうなるのか気になり出したので、結局最後まで読み終えました。

やっぱり非現実的な内容だなと今も思いますし、文章で情景を思い浮かべると、とんでもないことだと言うことも想像出来ますが、結局ありえないに辿り着いてしまうのです。

でも東野さんの作品ではとても珍しい内容だと思うし、とても読みやすいので、面白かったです。

だけど何だかなーと思う気持ちもあります。