今頃の話

レポなんぞは書けませんので、覚えていることを書くだけです。

私が印象に残ったところと感想です。

記憶が曖昧になっているので、時間の流れの前後などもあるかと思いますし、脳内変換された部分もあるかもしれませんが、私がどんな風に感じたかは分かるかと。



当日はやはり仕事があったので非常に忙しく、帰ってから食事の支度は無理と思っていたので、朝からおでんを作りました。

仕事中はあまり考えることもなかったのですが、時間が迫ってくると徐々に緊張してきて、普段手だけは温かい私の手がとっても冷たくて寒さを感じました。でも体は熱いのですけどね。

息子が帰ってきたらミニバスの練習に送ってそのまま出掛ける予定にしていたのに、帰ってきた息子は「今日の練習休む」と言うのでびっくり。どうしたの?と聞くと、今月行われる隣りの小学校とのソフトバレー交流会の練習を頑張りすぎて踵が痛いと言うのです。近頃ミニバスの練習の後に痛がることがあったのですがまさか今日痛くなるなんて。

とりあえずミニバスを休むことは仕方がないとしても、私はそろそろ家を出ないと間に合わない。どうしようと頭を抱えて夫に電話。怒ることもなく仕事を早く終えて帰ってきてくれると言ってくれました。

そうか。夫ってこういう優しい人だったのか。と妙に感動しながら今から1時間留守番できる?と息子に聞くと大丈夫だよと言ってくれました。

息子は私がその日コンへ行くことを知っていたので「俺は1人で留守番してるから行ってきていいよ」と帰るなり言ってくれたのですが、今まで滅多に留守番なんてしたことないから怖いに決まってます。今回は断念するしかないなかなーと思っていたら夫まで協力してくれると言うので甘えてしまいました。



家を出たのが16時半少し前で、意外と道は混んでいたために焦る焦る。でも温かく送り出してくれた夫と息子に感謝しつつ心を落ち着かせ会場まで向かいました。

行くまでにも大変だったのです。

近付いてくると手の冷たさはピークを迎えかなり寒くなりました。

到着したのは17時20分頃。駐車場はすんなり入れたので助かりました。それに予想していたよりも遥かに近くてその後トイレに30分並んだので調度良い時間でした。



こんなにギリギリに会場入りしたのは初めてで、ドキドキしたまま開演した感じです。



アリーナに入るのは2回目で、いつも思うのですが、何となく特別な気がします。今回はA5でスケステの通るところだと言うことはレポなどで知っていました。でも実際スケステの通る席に座ったことがなかったのでイメージとは違っていて、ステージってこんなに大きいの?と驚きました。私はそのステージの移動する足の通路の横の席だったので、片側は誰もいないのです。これがすごくラッキーだなーと嬉しかったです。両方を挟まれるととても窮屈な思いをするんですよね。1人で申し込んだのが良かったのかな。

スケステが通る様子を想像して勝手にシュミレーションしていたらすぐに開演。

座った時にも思ったのですが、すんごく近い。こんなに近くていいの?って感じ。

つよしくんの歌声が聴こえて、階段ステージが下りてきました。最初は上にいたのですが、それでも私には充分近くて、すごいーーとしばらく何も出来ず棒立ちでした。

周りの人はさっと立ってすぐに歓声をあげたり、動いたりするのに私は感激の余りぼーっと眺めていました。肉眼でバッチリ見えるので何もしなくてもいいし、だからこそ放心状態と言うか、頭の中ですごいすごいすごいと近い近い近いの繰り返しで、どうしようって感じでした。



私の近辺にいた方たちからしたらノリの悪い客だなぁと思われたかもしれませんが、もう考えられない距離だったのですよ。

階段を下りてきたら更に近付いて、私よりは高い位置にいるので非現実的な感じではあるのですが、肉眼で表情や動きが分かるからすごく不思議で、テレビで見るのと同じだーーーと思ったり、でも目の前にいるんだよねと理解するとまたうぎゃーと興奮して熱くなるし体温調節が非常に難しかったです。



最初こうちゃんが何か言ったんですよ。静岡の皆さんこんばんはーとかって。でも何にも反応できませんでした。うおお!こうちゃんが喋ってるよーって感じ。

何だろ。普段テレビに慣れてしまってて咄嗟に声が出ないのかなぁ。聞こえなかったり、もう1度聞きたくなると巻き戻したくなりましたからね。

それですぐに歌が始まったと思います。



かなり長い時間放心状態だったのですが、徐々に動けるようになり、でもほとんどガン見でしたよ。私はどちらも好きなので、近い方をひたすらガン見。たまに距離を確認して、今夢じゃないよね?と頬をつねったり、宙を見上げて冷静になろうとしたり。

そして歌の途中で2人にさーーーーっとライトが当たるのを何度も見ていると感動して、この人たちってすごいなーと改めて思ったり。すんごく近いのに遠い人たちなんだよなーと少し寂しくなったり。

あの舞台の上はとても綺麗で、キラキラしていて、私が足を踏み入れたことのないような夢のような世界で、そこにいる2人を低いところから見ている自分は何て小さいんだろうと思うと、ふっと冷静になったりもしました。

でももっと見ていたい。2人を照らす光の1つになりたいと思う気持ちもあるし、2人を支えるたくさんの人の中にいたいとも思う。

目の前に大好きな人がいて、そんな時にこんなことを考えるのって不謹慎なのかもしれないけれど、私は、どうも我を忘れてノレるようなタイプではないのでいつもこんな感じなのです。

1人だからってこともあるのかも。



ずーっと近くにいたからそれが当たり前になってしまって、少し離れると不満に感じることもあって、わがままな自分が恥ずかしくなりました。



1回目にスケステが動き出した時はつよしくんが来てくれて、私のいる方にいてくれたのですごく良く見えました。妄想かもしれませんが、私の方を見て手を振ってくれたと思っています。目が合ったよねって。後ろに行ってしまうと照明が眩しくて見ていられないので、どこかを見ていました。そしてバックステージで2人が交代してこうちゃんがやってきてくれました。

こうちゃんはとにかく細い印象しかないのですが、やっぱり細かった。そして綺麗だった。男の人のことを綺麗って思うことは稀ですが、こうちゃんはいっつも綺麗。私も見習わなくちゃいけないな。でも多分作りの問題だから頑張りようがないけれど。



つよしくんは私にとって男なのです。カッコいいのですよ。こうちゃんもカッコいいんだけどね。でも違うんだよなー。

つよしくんは落ち着いてて、何て言うか穏やかな心で過ごしているんだろうなーと思える優しい顔で、いつまでもこのままでいてほしいと願う気持ちになりました。



MCは最初あんまり面白くなくて(ごめんなさい)まだ終わらないのかなーと思ったりしました。でも途中からこうちゃんが「経て」と「こそ」にはまり、すっかり楽しくなりました。私もしつこいの大好きなので、どんどん面白くなってしまって、最後は声を出して笑っていました。同じ空間で一緒のことで笑ってるって何て幸せなんだろうって思うと益々笑えてきて、いつまでもこのままでいいよーーーーと思ってしまいました。



今回はとにかくMCになると座ってました。疲れると言うのもあるけど、後ろの人が見えないかな?って気持ちもありまして。



話の中で、結婚して子供が産まれたら過去の映像を見せるかの話に2人とも拒否していて、奥さんには見せるかの質問にも拒否していましたが、それじゃあファンとは結婚しないってことかーとショック。もう結婚していて結婚なんて出来ないくせにショック。どうせ結婚どころかお話することも出来ないくせにね。



2人がどこに泊まったのかは分かりませんが、ホテルって言ってたよねと思い、いろいろ検索してみたりしました。目的はうなぎと言う名のうなぎ屋さんへ行きたいだけですが、2人が泊まったホテルにも行ってみたいよねー。うん。

静岡と言えばうなぎなのかーと住んでいるものと外から見たものとの印象の違いを感じました。まぁ、奈良と言えば鹿って思うのは普通だと思うけど。



あと、こうちゃんはポカリの入れ物に飲み物入れてるの?とか、つよしくんは歌った後にコーヒー牛乳みたいなの飲んで喉詰まらないのかなぁ?と思ったり、こうちゃんのストローには埃が入らないように栓と言うか蓋のようなものがしてあって、あれはこうちゃんがそうしてくれって言ってるのかな?とか、つよしくんはいつあのタオルを使っていたんだろう?と思ったり。とにかく今まで見えなかったものがいろいろ見えたのでいろんなところを見てしまって、2人だけをじっくり見れてないかもしれないなぁと残念になりました。

それから、衣装を脱いだら、それをステージの隙間みたいなところに落としてるように見えたんだけど、どこかに空いてる部分があるんですね。必ず場所を確認してから落とすんですよ。下にいる人に当たるとか何とか言ってた時もあったので、下にいる人がちゃんと受け取ってるのかーと想像してみたり。



それと、スケステって自動だと思っていたんだけど、あれは人力で動いているのですか?長いロープのようなものをたくさんの人が引っ張っているんですよね。私の真横でそれが行われるので、そこにダダーっと人が集まってくると、スケステが動くんだ!!と嬉しくなりました。そして何人もの人が時間差で流れていきます。こういう舞台裏の様子を目の前で見ると、たくさんの人の力で2人が輝いているんだなーとまた感動したりして。

あとカメラも何台か入っていて、最初はテレビかな?と思っていたけれど、いろんな角度から撮っていたので映像化されるんでしょうね。

最初の方でこうちゃんがカメラに何か話しかけているようなところを見たので、それは映像化されたら分かるのかも。



曲の流れで私が特に好きだったのは、シークレットコードの前後ですね。何となく雰囲気とか2人の表情とかがすごく好きで、この記憶が消えてしまうことが何よりも辛いです。映像化を期待します。



とりあえず今日はこのくらいにします。

また思い出したら追加しますが思い出せないかも。



そうそう、最後につよしくんが生きてて良かったと言ったのです。私もそれを聞けて本当に良かった。すごく感動しました。

次はこんな近くで会えないだろうけど、次に会えるまでにもっと痩せて、綺麗になっていたいと思いました。



あんな素敵な2人をずっと見ることが出来て思ったのは、2人に恥ずかしくない人でいたいと言うこと。今回はもしかしたら2人の目に私が映ったかもしれません。きっとただのおばちゃんだったに違いありません。でも次にまた近くでお会いできる時には、今よりもカッコよく年をとっていたいなと思いました。その時だけじゃなくて、毎日を誇れるような、自分を好きでいられるおばちゃんでいたいと。

こんな気持ちにしてもらえただけで、今回参加した意味があったなと思いました。



これからもお世話になります。