秋の猫/藤堂志津子

秋の猫

秋の猫

藤堂 志津子



久し振りの藤堂さんです。短編で、全てに動物が登場します。私は動物苦手なので、飼ったことがありません。結婚してからは夫と息子が面倒をみると言うのでハムスターを飼いましたが、やはり短命なので、もう今はいません。苦手と言うよりも怖いんですよ。これ絶対に前世に何かあったと思います。ホントに。近頃は外を歩いていても平気で長い紐のまま散歩させているので怖いです。いい大人が平気で「怖い」とか言うし、逃げられる場合は遠回りしたり、反対側の道へ渡ったりもしますよ。

過去には何回も犬に追いかけられたりしていますしね。相性が悪いと言うのか、気が小さいと言うのか、損してるんだろうけど仕方のないことなのですよ。



そんな私でも本は平気なので楽しめました。どの人も不幸を背負っているのですが、読み終わるとふっと温かい気持ちになれるものばかりで、とても心地よく読み終えることが出来ました。素敵なお話ばかりだったので、一気に読むのが勿体無くて、少しずつ丁寧に読みました。

やっぱり藤堂さんっていいです。



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