火事になるところでした。

青空/平成のブルース

青空/平成のブルース

THE BLUE HEARTS,真島昌利



昨日は息子の夏休み中に届いていた、年金のお知らせのことで年金相談センターへ行ってきました。夫のお母さんに教えてもらった駅周辺の場所は、空いているそうですが駐車場がないので、混んでいてもいいやと駐車場のあるもう少し近くのところへ行きました。

そしたら時間が早かったからか、駐車場はガラガラで、中でも6人待ちと全て想像していたよりも少なくて驚きました。こっちで正解じゃんと嬉しくなりました。やっぱ駐車場に停めていたら、時間が気になるし、親切な対応をしてくれてもじりじりしてしまうから、私には駐車場のある施設の方が良いのかも。

待つだろうと持っていった本も少ししか読まなかったので、一時の年金騒ぎは少し落ち着いたんだろうなと思います。

それでもまだまだ年配の方には分からないことが多いようで、少し大きな声を出して突っかかっているおじさんもいましたよ。たまたま応対した人が懐の大きい人だったようで、とても上手に気持ちを和らげていて、きっとその場にいたたくさんの人が、どきどきしていたでしょうけど、おじさんが少しずつ砕けた感じになる様子を聞いて私なんてすごい!と感心してしまいました。

おじさんもただ分からないから怒れちゃうんだよね、きっと。だから分かりやすく教えてくれたら怒る理由もなくなって、怒っていた自分が恥ずかしくなるんだろうな。最後には笑い声まで聞こえてきたのでホッとしました。



年金相談センターへ行くまでに久し振りにブルーハーツのベストを聴きました。

ブルーハーツと言えば高校時代に良く聴いていて、ちょっと素直に生きていくことがカッコ悪いと思っていた時代です。聴きながらとうじのことを思い出してしまったのですが、中でも私の高校生活で最も印象に残っているのが、この青空です。これは名曲ですね。

当時の自分が何に感動したのか、聴きながら思い出してちょっと切なくなりました。



生まれたところや皮膚や目の色で

一体この僕の何が分かると言うのだろう




ここがすごく心に響いたんですよね。

私は母子家庭で育って、とにかく貧乏で、親が嫌いで、家が嫌いで、逃げ出したくなる日々を過ごしていたのです。そんな私にはこの歌詞が重たくてねぇ。

母子家庭だからって私の何が分かるのさと思ったものです。あと容姿にもひどくコンプレックスを持っていたので、その辺もね。表面だけを見たって本当の私なんて分からないよね!と思ったりして。



若い頃の方が、歌詞をちゃんと聴いていたなぁ。当時いつも一緒にいた子がブルーハーツ大好きで、その子の影響で聴いていたのですが、元気な曲よりも青空のような曲に惹かれていました。今聴いてもすごくいい。



そうそう、タイトルのことですが、昨日息子がミニバスの練習をしている間に夕ご飯を作っていて、時間になったので火を止めて迎えに行きました。帰ってきたのは家を出てから35分後位かな。帰ってきて玄関を開けて家の中へ入った瞬間焦げ臭い。ええええ?まさか火を付けっ放し?足取りも怪しいままに台所へ行くと、火が付いていたのです。腰が抜けるほど驚きました。火元へ付くまでにあちこちに足をぶつけて、消した後はしばらく震えが止まりませんでした。怖いー。消したつもりだったから何で付いていたのかも分からないし、でもただ消し忘れただけなんでしょうね。調度2つのコンロの火を付けていたので、片方だけ消して両方消したつもりになっていたのかもしれません。

どちらにしても、火事にならなくて本当に良かった。まだ水分が残っていたのが幸いしたんでしょう。煮物はもちろん食べられないけれど、家中が焦げ臭くて、今日になってもまだ台所は臭いけど、それでも火事にならなくて良かった。それしか言葉がありません。

しばらく放心状態だったのですが、落ち着いてから息子に「火事にならなくてよかったよー」と言いに言ったら息子も「ねぇ〜〜〜」と驚いた顔で答えてくれました。



ああ、これからは気を付けなくては!怖い怖い。