自分の住む町内を自転車で走り回る。

今日は自由研究の為に町内を自転車であっちこっち走り回りましたよ。

疲れたー。

でも走っていて思ったんだけど、少し涼しくなったよね。そうでもない?

そりゃまだ暑いよ。暑いんだけど、暑さが少し和らいだように感じました。

私の住む町は自転車を走るにはちと危険な場所が多いなぁと走っていて思いました。こんなところを息子はあちこち走っているのかと思うと、怖くなったりもして、私と一緒に走っていると全然車が来るかを確認しないし、止まらない。ぞぞーっとなりましたよ。

その度に怒るんだけどね。すんごい顔して。それを車に乗ってる人が見てぞぞーっとなってるかも(笑)でもさー、一緒にいるからって安心して見ないんじゃダメじゃんと思うのですよ。息子も今までは運良く何ともなかったかもしれないけど、いつ事故に遭うかなんて分からないでしょ。怖い怖い。



町内を走りながら、あちこちに置かれている標識を息子がカメラで撮って、次に息子がその前に立った姿を私がカメラで撮ると言う作業を繰り返しました。その標識と言うのがなかなか見付からなくて。置かれている場所が狭い道だったりするので、かなり慎重に見ていかないと、通り過ぎてしまうのです。

でもそのいろんな面倒くさいことが何だかすごく楽しかったです。息子の宿題の為なのに、私も全然知らなかったことを知ることが出来るし、通り掛った人と少し話をしたりして、何だかすごく心温まる時間でした。

将来息子が行くであろう中学校の中にも道しるべがあると書かれていたので、突然お邪魔して事情を説明したら、たくさんの先生が一緒に探してくださって、何だか感動してしまいました。息子のことを誉めてくれて、息子も少し嬉しそうだったしね。

結局学校の中には見付からなかったのですが、その場にはいないけどそういったことに詳しい先生が来週になればいるから聞いてみるとまで言ってくださったのです。分かっても分からなくても電話してくださると。そこまでしてくれなくてもと思う気持ちもあったのですが、とにかく皆さんにこにことそれはそれは親切だったので、じゃあと名前と電話番号を書いてきてしまいました。

いずれ息子が入学した時に、もしかしたら誰か覚えている先生がいるかもしれませんね。



まだ自由研究は終わらないけれど、明日にはようやく形になりそうなので、少しホッとしています。何で私がホッとするんだよって感じだけど、やっぱ宿題やらせるのは親の仕事だと思っているんだろうねー、これって過保護なのかなぁ。どうなんだろう。



今日の朝スポーツニュースを見ていたら、北島康介選手のインタビューをやっていました。その言葉を聞いていろんなことを考えてしまいました。彼は1位を取るのは当たり前だと思われているのでと言った感じのことを言ったのです。それが何だかすごく私にはずしーんと心に響きました。

北島選手はいつもこのプレッシャーを抱えながら、それを心に留めながら練習をしているんだろうなと思ってすごい人だなと思ったのです。すごい人だと思ってますよ、勿論。でも、それまでのすごい!って気持ちとは全然違う感覚だったのです。私も大勢の人や北島選手本人が思うように、1位になって当たり前って気持ちがあります。1位を1度でも取ってしまうと、それ以下なんて有り得ない気持ちを持ってしまうんでしょうね。だから1位だったと知っても初めて1位を取った時のような驚きはなくて、当たり前じゃんって思ってる。1位よりも下だったらもう引退かなーと思うこともある。私はそんな感覚になってます。それは北島選手に対してだけじゃなくて、過去の様々な1位を取った人に対して思うのと同じように。しかもそう思うのはすごく軽い気持ちなのですよ。そんな私に言っているわけでは勿論ないけれど、何だかとても罪悪感。

北島選手の言葉を聞いてそんなことをいろいろと考えてしまったわけです。



期待することは悪くないと思ってるけど、当たり前に思ったらいけないね。初心を忘れているのは観衆の方なのかもしれないな。



今日は午前中に飼育当番でチャボの小屋の掃除もしたし、午後は町内を走り回ったから、暑くても夜は良く眠れるだろうなー。多分。