むかしのはなし
三浦 しをん
読みやすかったので、すいすいと読み進めていました。
特別大きなことはありませんが、この本の世界が私はとても好きです。
出てくる人達の中に嫌いだなと思う人がいないからなんだろうな。
生きていくことは何も特別なことなんてなくて、毎日同じような時間を過ごしている方が多いけれど、それが何よりも尊いことなんじゃないかなと、読み終えてそう思ってしまいました。
ただ、3ヶ月後に起こる事件についてはちょっと強引かな?と思ってしまったけどね。
有り得ないことではないけれど、私には非現実的なことなのです。