無痛/久坂部羊
無痛
久坂部 羊
以前1度借りたのですが、読み終える前に期限がきてしまったので1度返却しました。
今回も余り時間がなくて、とても焦りましたが、今回は何とか読み終えました。
うーん、複雑。
すっきりした終わり方ではないですね。
途中で出てくる犯行の描写がとんでもなく気持ちが悪い。
一字一句を読むことが出来ず、飛ばしました。
犯罪を犯した人間が、精神を患っていたら、罪を問えない日本の法律。
これは自分の身内が加害者になるか、
被害者になるかで捉え方が全然変わってくるんだろうなと思います。
でも、やりたい放題になってしまうと思うと
そういう危険を持つ人間に普通の生活をさせることに疑問を持ってしまう。
閉じ込めておくことは可哀想なのかな。
何かあってからでは遅いじゃないかと思ってしまう私は
身内にそういう人がいないからなのかな。
もっと良い法律はないものか。
読み終わってから、出会う人の眉間をチェックしている自分がいます。
為頼先生に、診察をしてもらいたい。