元気がない返事
珍しく元気のない「ただいま」に何かあったことを察知して玄関へ出てみる。
どうかしたの?と言葉をかけた途端に泣き出す息子。
聞いてみると大したことではないけれど、責められて辛かったらしい。
帰ってくるまではとにかく泣くもんかと頑張ったんだろうな。
私の顔を見たらもう泣き出しそうで
私に説明をしながら涙を流す息子は不謹慎だけどとても可愛くて
どんな言葉をかけることが1番息子の心が軽くなるのか考えながら
冷静に言葉を探す私。
息子にも非はあるわけで、相手の子にも悪気はないようだし
そういうこともあるさと言うしかなくて。
息子も逆の立場で友達を責めてしまったこともあると言うし
その時責められた子は今の○○(息子の名前)と同じ気持ちだったんだよ。と説明しました。
だから例え間違っていてもいつまでも責めるのはやめようねと。
責められなくても間違えたことに気が付けば充分辛いはずだよと。
とにかく忘れちゃおうと言っておしまいにしました。
いろいろなことが分かってくるから生まれる揉め事もあるんだよね。
言った方は案外どうってこないことでも
言われた方は意外とシコリになってしまうこともある。
今回言われたことで、過去に友達を責めてしまった自分のことも思い出し
人の気持ちが少しは理解できたんじゃないかと思いたい。
人の痛みはなってみなくちゃ分からないんだし
自分のしたことはいずれ返ってくるんだってことも分かったんじゃないかな。
息子が傷ついた時に頼れる親でありたいと思うけど
息子にとってそういう存在なのかは疑問。