流れ星が消えないうちに/橋本 紡

流れ星が消えないうちに

流れ星が消えないうちに

橋本 紡



とても素敵な本でした。こういう雰囲気がすごく好きなのでいつまでもその世界に浸かっていたいような気持ちになりました。読み終わっても次の本を読むことがなかなか出来ません。終わってしまってもどうなったのか気になることはたくさんあって、でもそれが分からないから読む人によって好き勝手に想像してしまえばいいんだろうなと思います。私はどれもこれもハッピーエンドで締めくくりました。そうさせてあげたいと思わせる何かがあります。

前に進めないと嘆いているよりも今出来ることを見極めて、出来る中からの発見を楽しむこともなかなかいいものなのかもしれないなと思うと今の自分に焦ることなんてないかなと前向きになれました。