カカシの夏休み/重松清

カカシの夏休み

カカシの夏休み

重松 清



重松さんの作るお話には時々すごく考えさせられることがあります。この本もその一冊でした。読む時間がなかったのでやっと読み終わったって感じですが、私は最後の「未来」が1番好きです。今まで気にもしていなかったのですが、そういうことで苦しんでいる人もいるのかーとしみじみ考えてしまいました。いじめることもいじめられることも自分の子供が経験することはとても辛いことだけど、人と関わる以上はいろいろな感情とぶつかり合うこともあるだろうし、それによって楽しかったり嬉しかったり悲しかったりするんだからそれを恐れて人との関わりを避けてしまうのもつまらないと思う。でもその渦中にある時は1人で戦わなくてはいけないわけだから、どんなに苦しんでいても親として何をしてあげられるのかが分からない。結局答えなんて見つけられないかもしれないけど、何となく分かったような気持ちにはなりました。

何を書きたいのか分からなくなってしまいました。