猫と魚、あたしと恋/柴田よしき

猫と魚、あたしと恋

猫と魚、あたしと恋

柴田 よしき



読みながらマジで?と思うことが多々ありました。有り得んと思いながらもどうなる?と思うのでどんどん読み進めることが出来ました。女って執念深いのよねと改めて実感。人の不幸は蜜の味だなんて表立って人に言えるようなことではないけれど人の幸せを心から喜べないことも結構あります。不幸な話を聞かされても心から可哀想と思えないこともあるし。でもそれはきっと誰にも大なり小なりあることなのかもしれないなと読みながらホッとする自分がいました。短編なので読みやすいですよ。