三面記事小説/角田光代
三面記事小説
角田 光代
久し振りに本を読みました。実は私は角田さんの作品って苦手で、長編だと最後まで読めたことが余りありません。でもこれは短編だったし、内容的に気になったので借りてみました。
どれも引き込まれてしまったので、とても面白かったのですが、とても悲しくなりました。犯罪をおかしてしまうわけですから、どれも切羽詰っていて、それしかないのかなと思う場合もあります。でも、救いようがないんですよね。だから虚しくなります。読むと辛いのに事件の背景には興味があるので、最後まで読みました。
真相はいかに?なのですが、絶対そうだと思って読みました。いや、そう思わせる内容なのですよ。
心に余裕のある時に読むことをお勧めします。私は辛かったです。