どんな話だろうとスッキリしないよね。

つらつらと思い付くままに書いたので、非常に長いです。




19時から始まった保護者会は22時少し前で閉会。
長いとは思わなかったけど、内容のせいなのか、後半寒くて寒くて。
半袖の人もいたから、精神的なものなのかもしれないけど、長袖着て行っても寒かった私。


並べられた椅子はあちこち空いていて、顔見知りにほとんど会わなかったから、1年生の親は少なかったのかな。
顔見知りを探して雑談するのも何だか違うと思って、少し俯き加減で歩いていたら、知ってる顔があって、
調度隣りが空いていたからそこへ座った。
知ってる人と会うと近況報告とかしてしまって、今回の議題には何も触れず保護者会が始まった。


思い付くままに、私の考えも入れながら書いていくので、内容が前後するかもしれません。


保護者の前には校長、教頭、PТA会長、副会長などが座っていたと思う。
初めに全ての方が納得される内容ではないかもしれませんが、ご了承くださいと言われた。
え?いきなり?
ちょっとざわついた会場。


簡単な挨拶の後に校長先生からお詫びとか状況説明とかあって、そこまでは特に何もなく進む。
ただ、説明と言っても、どちらの子が亡くなったことも原因は個人的なプライベートなことなので言えないと言われ、
それじゃあ全然説明になってないから、会を開いた意味が感じられず。


一気に動き出したのは、その次の質疑。
手を挙げた保護者がマイクで質問を始めて、ようやく多少理解出来るような話が聞けた感じ。


発言した人数は10人くらいだったと思うけど、同じ人が何度もマイクを持つこともあった。
その中で2,3年生の保護者の話を聞くと、1年生の親である私はやはり立場が違うと思わずにはいられなかった。


夏休み明けの1人目の子のことも相当ショックだったけど、2人目のことがあった時には随分遠い記憶となっていて、
私も息子も夫もあんまり考えなくなってた。
考えると怖くて怖くて仕方がないし、それまでとは全然違ったけど、それでも時間と共に話題にもならなかったし、
他にも考えることはあったから、テレビで見る他県のニュースよりはリアルだったけど、
徐々に薄れていったことは確か。冷たいかもしれないけど、落ち込んでばかりもいられないとも思う。


でもさすがに2人目は本当にいろいろ考えてしまう。


昨日の保護者会で発言した人達の疑問は私も全く同じだったから、多少解決したこともある。


こういった事件があった後は、すぐに精神が不安定になる子もいるし、
もっと後になってから出てくる子もいると説明があった。
学年の違う1年生が1番軽いと思うけど、それも性格によって違うだろうし、
繊細な子は不安定になるのかもしれない。
息子はどこか現実味がないので、気にはなってるみたいだけど、今のところ特に変化はない。
ただ、事件後1ヶ月が実はとても危険なんだと昨日聞いて、新たな不安が出来てしまった。
1人目の1ヶ月後に事件が再び起こっただけに、その辺りから私は急に寒くなった。怖くなった。


先生は子供の様子を注意して見てあげてくださいと何度も言ったけど、
余程の変化がなければ気が付かないんじゃないかと不安になる。


質疑の中で空気が変わったのは、1人目の子と同じクラスで、隣りの席の子の母親がマイクを持ってから。
この人が1番最初に発言をしたんだけど、最初から普通じゃない感じで、声が大きすぎたのか、割れてしまって、
息継ぎも上手く出来てなくて、怖くなってしまった。
学校を休んでいるわけではないみたいだけど、非常に不安定な日々を過ごしていることはすぐに分かった。
最後は金切り声をあげて話すから切なくて。


そのお母さんは亡くなったあとの学校の対応を非難していて、説明をしっかりしてほしかったらしい。
保護者会を開かなかったこと、葬式に出席してはいけないと言ったこと、
亡くなった生徒の机を片付けてしまったことなど。
私は話を聞くまで全く知らなかったから、やっぱり学年が違うと温度差があるなーと思い、
体育館で話を聞いているうちに少しずつ実感してきたところがある。


1人目の子の時に先生から亡くなったことを聞いて、息子のようにすぐに話した子もいれば、
間違った受け止め方をして話さなかった子もいて、もしかしたら間違った受け止め方をしたわけじゃなくて、
もともとそんなに学校のことを話さないのかもしれないけど、3年生の親には連絡網をするべきだったと言われてた。


いろいろな意見を聞いて、どの人の言うこともとても重たく、先生の返答も難しいと思う。
中には先生が発する言葉全てが気に入らないようで、悪いと思ってるように見えないだとか、
心に何も響かないだとか言う人がいたけど、どうして先生を責めるんだろうと思う気持ちもあった。
そして子供を預けることが不安だ、信頼出来ないと言い切り、険悪なムードのまま時間が進んで、
どうやって締めるんだろうと思っていたら、他のお母さんがマイクで先生を援護する発言をした。
もう2度と起こらないようにみなさんで子供達を守っていきましょうと。
その人の発言は私の気持ちにとても心地良く、そうだと思えた。


亡くなってしまったことはとても悲しくて辛い。
でも親も子供達もこれから先生きていかなくてはならない。
死んだ子の分もなんて重たいものを背負わせるんじゃなくて、生きていることの楽しさを知って欲しい。
辛いこともあるけど、楽しいこともたくさんあることは先に生きてきた親が教えてあげるべきだと思う。
だから学校を責め、罵倒して、謝罪させても何も前に進まないんじゃないかな。
これからも生きていく命を守る為にいろいろなことを考えるべきなんじゃないかな。


息子と同じ学年の子が亡くなったわけじゃないからこう思うのか、それは分からないけど、
私はもう絶対に次を出したくない。
もしもと考えると怖くて怖くてたまらない。


思いつくまま書いたので、支離滅裂かもしれません。